マキネッタの入れ方は?

マキネッタで抽出されたコーヒーを、モカコーヒーと呼びます。

 

今回は、基本的な入れ方を説明します。
マキネッタは味の安定しやすい抽出器具ですが、基本を知らなければ美味しいモカコーヒーにはなりませんし、抽出のブレにも悩まされることになります。

 

まずは、基本を知ることが大切です。

 

マキネッタは、面白い抽出器具です。
日本国内では「直火式エスプレッソマシン」などの名で呼ばれることもありますが、エスプレッソとは大きく異なるコーヒーが抽出されることになります。

 

この点に関しては、注意が必要です。

 

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マキネッタの使い方

マキネッタは、シンプルな抽出器具です。
抽出原理としては、「熱せされたお湯が蒸気圧によってコーヒー粉の層を通過する」ことでコーヒー(モカコーヒー)が抽出されるような仕組みです。

 

「透過式抽出+加圧濾過」となります。

 

基本原理は、エスプレッソマシンと同じです。
しかし、「マキネッタは美味しくない」と感じる人も多く、これには「抽出温度(高い)」「抽出時間(長い)」の違いが関係しています。

 

それでは、基本的な手順を説明していきます。

 

  • 水を入れます
    ボイラー部に水を入れます。安全弁が隠れないようにすることがポイントであり、「1カップ:60ml」「2カップ:100ml」「3カップ:160ml」ほどになります。安全弁が隠れてしまうと内圧が上がりすぎてしまった際にお湯が噴き出しますので注意してください。
  • コーヒー粉を入れる
    バスケットにコーヒー粉を入れます。粒度は細挽きがおすすめですが、好みの味に抽出されない場合には粒度の変更をしても構いません。粉の量は「1カップ:7g」「2カップ:12g」「3カップ:17g」が推奨されています。粉の量が少なすぎると美味しいモカコーヒーは抽出されませんので、分量を守ることもポイントとなります。
  • 火にかけます
    コンロにセットして火にかけます。マキネッタが小さすぎてコンロ(五徳)に乗らない場合には、「ガスバーナープレートを使用する」「アウトドア用のミニコンロを使用する」などして対処します。頻繁に使用するのであればガスバーナープレートの購入をおすすめします。
  • カップに移します
    抽出が終わりましたら火を止めてカップに移します。抽出状況は音で判断することができますので、蓋を開ける必要はありません。抽出時には蒸気圧によってコーヒーが飛び散ることがありますので、蓋を開ける場合には注意してください。

 

以上が、マキネッタでの入れ方です。

 

慣らしは済んでいるものとして説明しました。
新品のマキネッタには「アルミの粉」や「工業油」が付着していることがありますので、洗剤で洗った後に複数回の「試運転(慣らし運転)」をします。

 

これによって、アルミニウムイオンによる金属臭も軽減されることになります。

 

マキネッタに入れる水の量

マキネッタには、安全弁の下まで水を入れます。
安全弁が隠れるまで水を入れてしまうと(万が一)内部圧が高くなりすぎた際に「熱湯が噴き出してしまう」ことになりますので注意が必要です。

 

以下は、1~3カップのタンク適正容量とコーヒー粉の量です。

 

  • 1カップ:約60cc、約7g
  • 2カップ:約100cc、約12g
  • 3カップ:約160cc、約17g

 

マキネッタは、抽出できる量が決まっています。
2カップ用であれば2カップ分しか抽出することはできず、2カップ用で1カップ分を抽出しても美味しいモカコーヒーにはなりません。

 

サイズ選びは慎重に行ってください。

 

バスケットへのコーヒー粉の入れ方

漏斗型のバスケットに、コーヒー粉を入れます。

 

コーヒー粉の粒度は「細挽き」がおすすめです。
粒度に関しては意見の分かれる問題ではありますが、極細挽きにすると「粉っぽいコーヒーになりやすい」ことや、「雑味が強く出てしまう」ことからも細挽きをおすすめしています。

 

バスケットにコーヒー粉を詰める際には、ジグを作っておくと便利です。

 

規定量のコーヒー粉を入れると、少し盛り上がるようになります。
ジグなしではコーヒー粉がこぼれてしまいやすくなりますので、よく使うのであればクリアファイルなどを加工して作っておくことをおすすめします。

 

エスプレッソマシンであれば専用器具を見かけることもありますが、マキネッタ用は見たことがありませんし、あったとしても各種サイズをそろえるのは大変かと思います。

 

タンピングをしない理由

マキネッタは、タンピングしません。

 

この点はエスプレッソと違います。
エスプレッソマシンは上から下へと濾過しますのでタンピングすることで粉が暴れるのを防ぎますが、マキネッタは下から上へと濾過しますのでタンピングは不要です。

 

タンピングをすると抽出効率が落ちます。

 

粉の量は、すり切りです。
バスケットにすり切りの粉を入れることで(抽出時期に粉が膨らみ)バスケット内で圧縮されますので抽出効率が良くなります。

 

粉の量は抽出されるコーヒーへの大きな影響力を持ちます。

 

コンロ(五徳)のサイズ

セットしたマキネッタをガスコンロに乗せます。

 

ここで注意して欲しいのが、五徳のサイズです。
ガスコンロの五徳には複数のサイズがありますが、1カップや2カップのマキネッタには大きすぎることがあります。

 

もちろん、3口コンロで一つが小型な場合は問題ありません。
しかし、多くの家庭では「マキネッタが五徳に乗らない」ことになりますので、ガスバーナープレートを(別途)購入する必要があります。

 

1000円ほどですので、購入しておくことをおすすめします。

 

抽出後に残るボイラー底部の水

抽出が終わりましたら、速やかに掃除をします。

 

軽く水ですすぐだけでもOKです。
マキネッタの洗い方には正解がありません(本場であっても千差万別です)ので、「洗剤を使わない」ことを除けば決まりはありません。

 

洗剤を使わないことで、(コーヒーの油分により)金属臭が防がれます。

 

最低限、ボイラー底部の水だけは捨ててください。
マキネッタは空焚き防止のためにボイラー底部に水が残る仕様になっていますので、残った水をそのままにしておくとボイラー部を腐食させてしまいます。

 

長時間水に触れていると、孔食と呼ばれるアルミニウムの腐食原因になるのです。

 

まとめ

マキネッタの使い方は難しくありません。
しかし、安定したモカコーヒーを楽しむためには「抽出条件を一定にする」ことがポイントとなりますので、粒度と粉の量には注意が必要です。

 

また、コーヒー豆の品質が味に直結しやすい抽出器具でもあります。

 

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